アサヒボンド573は、JIS A 6024(建築補修用注入エポキシ樹脂)硬質形中粘度形適合品です。揺変性を備えたエポキシ樹脂系注入材で、注入時には優れた流動性を示しますが、作業完了後は注入された材料が流出しない特性を持っています。裏面シールが不可能なひび割れでも安心して注入が行えます。また、このような特性が活かせるアンカーピンニング全面エポキシ樹脂注入工法(残存浮き部への注入)にも適しています。
特長
揺変性
狭い間隙にも充填しやすく1.5mm~2.0mm程度垂直間隙(ひび割れ)で流出を起こしません。
優れた接着力
コンクリート・モルタル・鋼材等に優れた接着力を発揮します。
高強度
機械的強度が大きいです。
湿潤面接着
湿潤面接着に対しても良好な接着が期待できます。
低収縮
硬化時の収縮が、ほとんどありません。
用途
- 裏面シールのできないひび割れの補修
- 仕上げ材の浮き補修(全面注入工法の残存浮き部分の注入)
- エポキシ樹脂モルタルのタックコート